日別アーカイブ: 2006年2月9日

私の米国型鉄道模型の楽しみ方(その4)

ここ数年の鉄道模型の楽しみ方で、大革命をおこしたと言えるのは、DCC (Digital Command Control)ではないでしょうか?

私もこちらに来て、Broadway Limitedの製品を購入し、初めてDCCコントローラで動かしたときの感動がいまだに忘れられません。

まずは、音が出るということは、模型を大変実感的にします。走行中のブラスト音や汽笛は当然のこと、ブレーキをきつめにかけた時のきしみ音、ライトを点灯したときの発電機の音、カプラーを連結・開放するときの音、などなど。さらにアメリカの機関車は必ず鐘を備えていますので、その音が更なる彩りを添えてくれるようです。

さらに、クラブの大レイアウトで実際に運転を楽しむ際に、多くの列車を独立に同時に制御できるという点も、大きなメリットになります。私の属しているクラブでは、月1回の運転会では、無線でDispatcherと交信しながら、本当の鉄道の運行に近い感覚を味わうことができます。

こうなると、ATSみたいな制御を組み込んでくれると面白いだろうなぁと思います。DCCの特性を活かせば、将来的にこういったアクセサリーも出てくるような気がしますが。