月別アーカイブ: 2007年12月

その他の運転会の様子

私の所属していたクラブ(Silicon Valley Lines)の運転会の様子のビデオを2本ご紹介しましたが、このほかの運転会の様子の写真をご紹介します。写真ということで、ビデオではわからない、レイアウトの詳細な様子がわかるかと思います。

まず、2007年6月のOpen Houseの様子が、ここに記録されています。”Play Slideshow”というボタンを押していただけると、自動的に画像を切り替えて見ることができます。

それから、2007年3月にBay Rails 2007というイベントに初参加した時の画像がここにあります。San Francisco Bay Areaの有力な(?)レイアウトをめぐるイベントで、参加者のリストが記載されているこのページから、他のレイアウトも見ることができます。

あと、特にいつの運転会というわけではないのですが、メンバーの一人が撮影した写真を集めたものがここにあります。彼は私がクラブを離れてから入ったメンバーですが、写真も趣味としているので、なかなか良い写真がそろっていると思います。

※ Open Houseのチラシの画像を付け加えました。

運転会の様子のビデオ (2)

私の属していたクラブのもう一つの運転会のビデオがYouTubeに登録されていますので、ご紹介します。

こちらは、定例運転会でも、Open Houseでもなく、2007年の”Bay Area Layout Desgin & Operations Weekend“というイベントに参加したときのビデオを編集したものとのことです。

このイベントは、NMRAのLayout Design & Operations SIG (Special Interest Group)と、同じくNMRAのPCR (Pacific Coast Region) Chapterとが共催で毎年行っているものです。1日目は、レイアウト建設に関して必要となる技術とか、それ以前の実物の時代考証の紹介などがあり、2日目が近隣のレイアウト見学というスケジュールになっていて、この2日目に参加したときのもののようです。

前回紹介したビデオは、California Zephyrに特化し、BGMまでつけていますが、今回のビデオにはいろいろな列車が撮影されており、機関車のサウンドや会話がそのまま入っています。後半はちょっとおふざけモードもありますが、彼の地のクラブの雰囲気をちょっぴり味わってもらえるかと思います。

[2012/3/25追記: ビデオを埋め込みました。]

運転会の様子のビデオ

ちょっと前のものですが、クラブのOpen Houseの様子がYouTubeに登録されていますので、ご紹介します。

以前書いたとおり、クラブの定例運転会は毎月最終金曜になっていて、来客は拒まずなのですが、基本は「自分たちが楽しむ」ことを主眼としています。

これに対し、Open Houseは、積極的に外部の人に公開することを目的としています。これにより、メンバーを募ったり、広くModel Railroadingを理解してもらうことを狙っており、年数回開催しています。もちろんOpen Houseでも自分たちが楽しむことを忘れていませんが。

このOpen Houseは2006年夏のもので、そのうちのBLIのCalifornia Zephyrの運行を中心として編集しています。ビデオは約10分で、レイアウト全体の3/4くらいの距離を走っていますので、だいたいの規模が想像してもらえるかと思います。

ちょっと脱線しますが、Open Houseには子供もたくさん来ます。高価な模型を扱いますので、私が最初にOpen Houseに参加した時は内心かなりひやひやしていましたが、皆さんとてもお行儀がよく、何も言わなくても手を出したりすることはごく稀で、びっくりしたのが記憶に残っています。

[2012/3/25追記: 下記にビデオを埋め込みました。]

Union PacificのGreen Locomotive (3)

さて、前々回の記事の続きです。もうニュース的価値はないのですが、せっかくですのでUnion Pacificの「環境にやさしい機関車の導入の取り組み」ということで、投稿しておきます。

2007年1月31日のプレス・リリースに掲載されている「New Ultra-Low Emission Locomotive Goes to Work in Union Pacific’s Los Angeles Basin Rail Yard」から。

まず、「2007年7月までに、Gensetと呼ばれる入れ替え用機関車を60台配備し、Los Angeles Basin Yardで入れ替え作業に使う」とあります。

このGensetは、「700馬力の、EPAのTier3に適合した超低排出ディーゼルエンジンを3基搭載している。このエンジンは、窒素酸化物および粒状物質を80%まで削減することができ、現在の低馬力の機関車に比べて16%低燃費である」とのこと。

この他、Diesel Hybrid機関車Green Goatの開発も紹介されています。これは「これまでの入れ替え用のディーゼル機関車に比べ、排出物を80%削減でき、燃費も16%改善可能」とのことで、「大容量電池で駆動され、電池の容量が減ってきたら、低排出のディーゼルエンジンが発電をはじめ、充電を行う」とあります。

これらのGensetやGreen Goatは、「EPAの Tier 2を高いレベルで満たしているだけでなく、California Air Resources Board (CARB)から、超低排出機関車(Ultra-Low Emitting Locomovites: ULEL)に認定された」とのことで、「これは、Los Angelse近辺のSouth Coastでの大気汚染改善区域での、UPの機関車からの窒素酸化物を2010年までに減らすというCARBとの約束を実現するための取り組みの一環である」とのことです。

UP全体としては、「8500両を超えるUPの機関車のうち、約半分がEPAのTier 0、Tier 1、Tier 2の規制のいずれかに適合している。UPは米国内でもっとも環境にやさしい機関車を配備している。」とアピールしています。

さて、この後、6月に「Majority of Locomotives Assigned to Union Pacific Commerce Yard Will Be Ultra-Low Emission By July」というプレスリリースがあり、順調に導入していることをアピールしていたり、他にもいろんな賞や認定を受けたとか、テキサスでも似たような取り組みをしているというようなプレスリリースもあります。

もともとは私は「新しい機関車とその技術」という興味で見てきたのですが、うがった見方をすると、「俺たちはまじめにやっているんだ、時代を先取りしている優良企業だ」と大げさに主張しているように見えなくもありません。

その観点でUPのプレスリリースのページを見直してみると、プレスリリースの分類の3番目がEnvironmentという項目となっており、きわめて高い位置づけであることがわかります。ということで、UPをはじめとする鉄道会社にとって、この環境問題は実は避けて通れない経営上の大きな課題なのではないでしょうか、などというようなことを考えています。

お久しぶりです

気がつくと、前回の記事から1年近く経っていて、われながらあきれるやら、情けないやら、といった状況です。

前回の記事を書いてから、4月の会社の組織改変に向けて加速度的に仕事が忙しくなり、その組織改変も、ふたを開けてみれば未曾有の大規模のもので、上司は変わる、部下の数は増える、で、その環境に慣れるのに大変でした。

このような状況で、Blogどころではなかった、というのが本音です。正直、この歳になって平日の平均睡眠時間が4時間ちょっとというような状況では、仕事以外に何もできない、という感じでしたね。

まぁ、その状況が劇的に改善されているというわけではないのですが、組織改変も落ち着き、それなりに「手抜き」もできるようになりました。また、年末になり、希望的観測ではありますが、久しぶりにゆっくりできるみたいですし、書きかけの記事もあるので、それをぽつぽつポストしていこうかと思っています。その前にSPAMコメントも整理しなくちゃいけませんね。。。

それでは、Merry Christmas and a Happy New Year!