月別アーカイブ: 2006年2月

Locomotive Quarterly

Locomotive Quarterlyという、Metaphorという出版社が出している季刊の雑誌があります。蒸気機関車を中心とした(蒸気機関車だけだったと思いますが)、大きな写真をレイアウトした記事で構成されています。時々、面白い記事があると買っています。

たまに、表紙のすばらしい絵に惹かれて買ってしまうこともあります。今回もそのパターンで購入してしまいました。最新号の表紙は、Rock IslandのR-67 4-8-4です。

R-67と言えば、ピンと来た人もいるかと思いますが、もともとChallenger Importsが、出すぞ、と予告していたものの、Challenger Importsが、業務の休止を発表して一時期宙に浮いていたものです。幸い、Division Pointがプロジェクトを引き継いだようですので、良い模型として出てくるものと思っています。

とはいえ、これは、4-8-4としては、どっちかというと地味ですよね。Challengerがこれを発表したときに、「今までで初めての製品化で、満を持してリリースする」というようなことを書いていたと思うのですが、もっとメジャーなものを出さないのかなぁ、と思ったものでした。

きっと出来上がった模型を見ると、その認識が覆されるのだろうと、期待していますが、そういう思いを強くさせてくれる表紙の絵でした。

Philadelphia Station (その2)

昨日は、Philadelphia Stationの写真を掲載しましたが、車両にもご興味のある方もいらっしゃるかもしれません。ということで、昨日の写真をもう少し進んで、機関車が真横に見えるあたりの写真を載せて起きます。

お見せするのが恥ずかしいような写真ですが、参考になれば幸いです。

Philadelphia Station

いつも、質の高い情報を提供してくださっているメルマガ/Blogに、ワークスKさんの、アメリカ型鉄道模型情報があります。現在、「50年前の国鉄技師訪米記」という力作に取り組んでいらっしゃいます。詳しくはその第1回めの記事をごらんいただくとして、最新号の第19回目:フィラデルフィアの記事に、

「秋葉原構造の「フィラデルフィア駅」は形と規模からして次の30番通ステーションでしょうか?」

と書いていらっしゃいますが、これで間違いないと思います。Philadelphiaは、NewYorkとWashington D.C.との間の要所です。

さて、先日(正確には、2005年10月15日)、出張の機会があり、Trentonという駅からWashington D.C.まで、Amtrakを使いました。その途中、Philadelphia Stationに入る直前にとった写真をご紹介します。ちょうど、カーブを曲がって、駅に入ってゆくところで撮影したものです。ちょっとわかりにくいですが、右手奥に、交差する線路を確認することができると思います。

なにせ、写真の腕がさっぱりなので、人様にお見せするような写真ではないのですが、何かのご参考になるかと思い、恥ずかしながらトラックバックでご紹介させていただくこととしました。

Tower 55のUP ES-44ACが出ました

今日、行きつけの模型屋さんを覗いたところ、「Tower 55の新製品が出ているよ」と教えてもらいました。

Tower 55は、ブラス製品(特にDiesel)で有名なOverland Modelsが立ち上げた、プラスチックを主体とした製品を出すブランドです。今回出されたのは、UPのES-44ACで、Tower 55のホームページでも、在庫中となっています。

ガラスの棚越しに見ただけであり、なおかつ私はDieselは全く詳しくないので、実物の雰囲気をとらえているかどうかは、わかりませんが、ディテールを含めた全体の出来は抜群です。一瞬「これブラス?」と見間違えそうなくらいです。

ただ、お値段もそれなりで、実売価格$280程度のプライスタグがついていました。QSIのDCC/サウンドデコーダを積んだDieselが、実売$170程度ですから、一般的なアメリカ人の感覚としては、「高い」と思うのではないでしょうか。出来が良い分にこれだけの差額を出すかどうか、というのはちょっと興味があります。

私もぐらっと来ましたが、趣味の範囲を広げるときりがないので(注:資金が続かないので)、見送りです。

 

本の紹介 – New York Central Along The Hudson

昨日、P&LEの本を出している、KahnDog Publicationsを紹介しました。他にも、メジャーではない(と思う)のですが、きらりと光る本を出している出版社がありますので、適宜紹介してゆきたいと思います。

今日ご紹介するのは、The Railroad Pressです。ホームページは、

http://www.alco628.com/

となっています。いろいろな本を出しているようですが、私の目にとまったのは、New York Central Power Along the Hudsonというシリーズです。2分冊で、NYCの全盛期のHudson、Mohawk、Niagara、Diesel、の大きな良質な写真が含まれています。

ざっと見た限りで、私の記憶の範囲では、今まで未発表の写真が多いような気がしました。また、おのおの48ページで、何より手ごろな値段だったので(定価18.95ドル)、思わず買ってしまいました。

ところで、NYCの写真集って、良いものが少ないような気がするのですが、どうなんでしょうか?単に私の勉強不足?それとも私が個人的に気に入らないだけ?

(追記: 本の写真を追加しました)

Glacier Park ModelsのP&LE A-2a Berkshire

ちょっと前になりますが、Glacier Park ModelsのP&LE(Pittsburgh & Lake Erie)のBerkshireの実物を見ることができました。日本にもすでに入荷しているようですから、ごらんになった方もいらっしゃるかと思います。クラブでこの模型のことを話題にしたら、この塗色について話題になり、東海岸出身のメンバーが、次のリンクを教えてくれました。

http://forums.railfan.net/forums.cgi?board=NYCS;action=display;num=1074355577

これによると、Classic Trainsの2004年春号の32ページに、P&LEのA-2aの記事があり、この色についても解説があるとのことです。うーん、残念ながらこの雑誌は講読していないです。それはさておき、上のWebサイトのやりとりのポイントをかいつまんで訳すると次のようになるかと思います。例によって、誤訳、わかりにくい訳はご容赦を。

「ALCOは、A-2aをオリーブドラブに似た暗い緑に塗り、金色のレタリングを施した。P&LEは、レタリングを白に塗り替え、煙室部分を黒(グラファイト・ブラック)とした。動輪のタイヤの側面の白い塗装は、時間がたつにつれて消えるのは仕方ないとされた(ほっておかれた)。
後年、この機関車は全部黒であったように考えられているが、塗り替えをしたという記録が残っていない以上、これはもとの緑色が汚れによって変化していったために間違いない。」


ちなみに、P&LEのBerkshireをまとめた本が、KahnDog Publicationsという出版社から出されています。本の出来としては、多少不満がないといったらうそになりますが、現時点では望みうる最高の資料ではないでしょうか。この出版社は、ホームページに”Dedicated to Preserving the History of the Pittsburgh & Lake Erie Railroad”とあるように、P&LE専業のようですが、アメリカにいると、こういう本にめぐり合えるのも楽しい限りです。

さて、模型そのものですが、写真どおりの手堅い出来です。ちょっとお値段がはりすぎるので、とても私には手が出ませんが。。。Glacier Park Modelsは、次回作がD&RGWのM-75とのこと。これも楽しみです。また実物を見てよだれ垂らして終わるんだろうなぁ。。。

Precision Craft ModelsのNews Letterより

さて、Broadway LimitedのNews Letterとほぼ同時に、Precision Craft ModeslのNews Letterも届きました。こちらも、ポイントだけ記しておきたいと思います。内容は正確を期しているつもりですが、間違いや、誤解を招く訳もあるかもしれませんので、その点はご容赦ください。

(1) Galloping Gooseの紹介
これは、単にすでに出荷済みの製品の紹介なのですが、「レイアウトで話題になることうけあいなし」、「音がすばらしいし、本物そっくりだ」と書いています。この音は、実際に今でも動いている実物を録音したとのこと。

(2) 新製品のアナウンス–EMD F3
Broadway LimitedのCalifornia ZephyrにぴったりのEMDのF3を出すぞ、とのこと。Zephyrを引っ張っていた、CB&Q、Western Pacific、D&RGWに加え、AT&SF(War Bonnet)、NYC(Lightning Stripe)も出すとのこと。
さて、何でPCMが他の会社であるBLIのことを言及するのでしょうか?これもご存知の方が多いかもしれませんが、実はBLIとPCMとは、同じ経営なのです。こちらの模型屋の人と話をしていたところ、「BLIはQSIのサウンドユニットを積んできたが、QSIとのロイヤリティでもめ、新しいブランドとしてPCMを立ち上げ、LokSoundユニットを積んだ機関車を出すことにした」という情報を得ました。

BLI Insider -Broadway LimitedのNewsletterより

昨日、Broadway LimitedのN&W J Classの第2回めの生産分に関する記事を書きましたが、ちょうどタイミングよく、Broadway LimitedからNews Letterが届きました。受け取られている方も多いと思いますが、簡単にポイントだけご紹介したいと思います。訳は正確を期しているつもりですが、間違いや誤解を招く訳があった場合はご容赦ください。

(1) California Zephyrの客車の再生産開始
3回に分けて出荷するうちの第一回目の出荷は3月を予定しているとのこと。「20年にわたる鉄道模型のビジネスにおいて、唯一最高の企画である」と豪語していますが、そう言われてしまうと、じゃあ他の製品はどうなの、とつっこみたくもなりますね。
ただ、Disneylandの記事でも書いたとおり、California Zephyrという列車が象徴的な列車であるということを考え合わせると、こう書きたくなるのもわからないではないですが。

(2) SD-4-2sが入荷
これは、全くの新製品だと思うのですが、「更なる改良が加えられた」とあります。たぶん、試作品に対する改良だと思うのですが、具体的には、駆動系の改良、ハンドレールの直径がスケールどおりになったこと、キャブの日よけを良くした、とあります。これも「今までで最高のSD-40-2だ」と豪語しています。
以下の鉄道が用意されているとのこと: BN、BNSF、C&NW、CP、FURX、IC、L&N、MP、N&W、NS、OCHR、RI、SOO、W&LE、WSOR、および未塗装。余談ですが、FURX、OCHRというのは、初めて聞く鉄道名でした。それぞれ、Furst Union RailOhio Central Railroad System、とのことです。いやはや、いろいろ知らないことがいっぱりありますねぇ。
詳しくは、ここを見てくれとのこと。

(3) N&W Jの2回目の生産分が入荷
すでに昨日書きましたが、詳細には、次の改良がなされたとのこと。まずは、「より正確なマーカーライト」、「色の改良」、「クロスヘッドのガイドの改良」とあります。えー、最初からやってくれよ、という感じですが。。。
そのほか、2回目で生産した初期型に関して、テンダーの後面の作りわけ、先台車/従台車の車輪がスポークになっているとあります。そういえば、この車輪のことは昨日書き忘れていました。

(4) RSD-15が入荷
これも2回目だと思うのですが、いろいろ修正を加えようです。今までに加え、AT&SF、ATCX、Austin & Texas Central、B&LE、C&O、CBW、DM&IR、LS&I(2種類の塗装)、Alcoデモ機、Indiana High Rail、PRR、Penn Central、Quebec Cartier Mining、Squaw Creek、SSW、Utah Railwayを準備した、とあります。これまた知らない鉄道がいっぱい出てきたぞ。。。

(5) EMDの入れ換え機の、NW2、SW-7が入荷
これらは、標準小売価格89.99ドルから始まる(安いぞ)とアピールしています。CB&Q、C&GQ、C&S、Erie、GN、L&N、MILW、NC&StL、NKP、NP、TRRA、SLSF、PRR、P&PU、T&P、WABを用意した、とあります。

(6)N&WのホッパーH2aの再生産
前回の生産とは異なるナンバーを準備したとあります。

このNews Letterは、Broadway Limitedのホームページの左側にある「BLI Insider」をクリックすると、購読申し込み画面が出てきます。ご興味のある方は、是非ご自身でご購読なさってください。

Broadway LimitedのN&W J 2nd run

Broadway LimitedのWebサイトを見ていたら、N&W Jの2回目の生産分が出荷されたと出ていました。1回目の生産分があっという間に売り切れたので、単に再生産するのだろうな、と思っていたらそうではないことに気がつきました。

私のつたない記憶によると、N&WのJには大まかに3つのタイプがあります。
1) 最初に生産されたもの
2) 戦時中生産されたもので、当初は戦時委員会の規制により、流線型にできなかったものを、戦後改造したもの
3) 最後に生産されたもの — このうちの611が、今Virgina Museum of Transportationに保存されています。

1回目の生産分は3)のグループに属するものでしたが、今回は番号を見る限り、1)と2)とが入っています。3)と、1)/2)とはテンダーの後面が異なるので、どうするのかと思っていましたが、サンプルの写真を見る限りは、きちんと作り分けられているようです。

そのほか、1)と2)とは、サイドロッドが異なっていたり、ボイラー上の流線型の覆いも形が違っていると聞いたような気がします。手元に資料が全くないため、よく覚えていませんが、どこまで作り分けられるのでしょうか。

いずれにしても、1回目の生産分で612を入手済みですが、やっぱりトップナンバーの600は欲しいなぁ、と悩んでいます。うーん、困った。

Monte Vista Publishingの新シリーズ

Monte Vista Publishingという出版社があります。Southern Pacificを中心として、蒸気機関車の写真集を出しています。A4サイズで、1ページに大きな写真を1枚レイアウトしていて、価格も25ドル前後で手ごろなので、よく買っています。

日本でも西山洋書などが取り扱っていますので、ご存知の方も多いことと思います。

今まで、Southern Pacificの写真集が40冊、Santa Feの写真集が9冊出ています。今回、これに加え、Rio Grande(Denver & Rio Grande Western)の写真集が追加されました。一冊目は、標準軌の2-8-8-2(L-95, L-96, L-107, L-131, L-132)です。Rio Grandeといえば、ナローゲージが有名ですが、標準軌の機関車にもすばらしいものが多く、私にとっては思わぬプレゼント、といった気分です。

さっそく買い求めましたが、今後どういうシリーズが出てくるか大変楽しみです。私の大好きなM-64、M-68の写真集が出てくればいいなぁ、と今からわくわくしています。

(追記: 写真を追加しました)