Broadway LimitedのWebサイトを見ていたら、N&W Jの2回目の生産分が出荷されたと出ていました。1回目の生産分があっという間に売り切れたので、単に再生産するのだろうな、と思っていたらそうではないことに気がつきました。
私のつたない記憶によると、N&WのJには大まかに3つのタイプがあります。
1) 最初に生産されたもの
2) 戦時中生産されたもので、当初は戦時委員会の規制により、流線型にできなかったものを、戦後改造したもの
3) 最後に生産されたもの — このうちの611が、今Virgina Museum of Transportationに保存されています。
1回目の生産分は3)のグループに属するものでしたが、今回は番号を見る限り、1)と2)とが入っています。3)と、1)/2)とはテンダーの後面が異なるので、どうするのかと思っていましたが、サンプルの写真を見る限りは、きちんと作り分けられているようです。
そのほか、1)と2)とは、サイドロッドが異なっていたり、ボイラー上の流線型の覆いも形が違っていると聞いたような気がします。手元に資料が全くないため、よく覚えていませんが、どこまで作り分けられるのでしょうか。
いずれにしても、1回目の生産分で612を入手済みですが、やっぱりトップナンバーの600は欲しいなぁ、と悩んでいます。うーん、困った。