月別アーカイブ: 2009年2月

Santa Cruzにて

StocktonまでCA-99を北上してきましたが、ここから車を西に向け、O-Scale Westが開催されるSan Jose方面に向かいます。San Joseでは、買い物やら、私の旧友への挨拶など、あわただしい時間を過ごし、その夜はSanta Cruzまで足を伸ばして宿を探すことに。O-Scale Westが始まるまでは少しでも安い宿に泊まりたいということもありますが、近くのRoaring Camp Railroadを訪ねてみようということになったからです。

ということで、翌日朝、寄ってきました。まず目をひいたのはぴかぴかの3トラックShay。整備が終わって、ボイラーの水圧試験?らしきものを行っていたようです。このほかにも、クライマックスやハイスラーが保管されていたり、一部は整備されていたり、貴重なものを見ることができました。機関庫内で作業されていたスタッフの方からは、経営の方針、整備に必要な費用など、これまた貴重なお話を伺うことができました。

と書くと、非常に有意義な訪問であるはずだったのですが、いかんせんこの方面のバックグランドが皆無の私とっては、「豚に真珠」だったかもしれません。おまけに、写真を数枚とったところで、デジカメの電池が切れてしまいました。何たるお粗末。次回行くことがあれば、準備をしっかりして行こうと反省することしきりでした。

さて、ここはよく知られた場所で、すでに色々な方がすばらしい写真を撮影されているので、いまさらという気もしますが、上記の3トラックShayの写真を3枚掲載しておきます。クリックしていただければ、拡大します。

[2012/4/18追記: Shayを見た機関庫のあたりのGoogle Mapsを埋め込んでおきます。]


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Stocktonへ

念願のAT&SFの2921との対面がかなった後、ついでにということで、Stocktonまで足を延ばします。

ご存知の方は少ないのではないかと思いますが、Stocktonの名物はアスパラガスで、毎年春先にアスパラガス祭り(Stockton Asparagus Festival)が開催されます。私がアメリカにいた時、クラブのメンバーに誘われて、このお祭りに参加したことがあります。もっとも、この時の主目的は、お祭りではなく、臨時運行されたACE Train (ACE – Altamont Commuter Express)に乗ることだったのですが。

このACE Trainは、StocktonとSan Joseとを約2時間で結ぶ通勤列車です。しかし、日本の「通勤列車」の常識では考えられないような本数しか運転されておらず、午前中に4本の列車がStocktonからSan Joseに向かい、午後San Joseから順次Stocktonに折り返すのみです(2009年2月現在)。つまりは、日帰りでSan Joseを基点にStocktonへ向かうということは全く考慮されていませんので、アスパラガス祭りに合わせてSan Jose方面からStockton行きのACE Trainに乗れるというのはまたとない機会だったのでした。

上にも書いたとおり、このときの主目的はアスパラガス祭りへの参加ではありませんでしたので、早めにACE TrainのStockton駅に戻り、UPのメインラインを駆け抜ける長大編成を眺めて楽しんでいました。そしてふと気づくと、少し離れたところで、BNFSのこれまた長大編成がUPのメインラインを交差してゆく姿を見ることができました。

ということで、ようやく本題に戻りますが、今回Stocktonに寄ったのは、このUPとBNSFの平面交差を確かめよう、というのが目的でした。場所は下記のGoogle Mapsでおわかりいただけると思います。縦方向に走っているのがUP、横方向に走っているのがBNSFになり、いずれも複線です。”E Taylor St”とある道路は、実際には存在しませんのでご注意ください。ストリートビューでは、”E Scotts Ave”とUPのメインラインとの踏み切り、もしくは”S Aurora St”とBNSFのメインラインとの踏み切りで平面交差の存在を確認することができます。

さて、いざ現地に行ってみると、あちらこちらに「ここから先はBNSFの土地なので、立ち入りを禁ず」という札が立てられており、合法的にこのCrossingを間近に直接見ることは難しいと思われます。加えて、このあたりは決して雰囲気の良い場所とも思えませんでしたので、暢気にTrain Watchingするのは控えたほうが良いのでは、と感じました。

ということで、E Scott Aveの踏み切りの近くでUPのIntermodalの編成が一編成通ってゆくのを見届けて、早々に切り上げることとしました。ここの平面交差を通過するときのジョイント音はすさまじいものがありました。記録し損ねたのが残念です。

[2009/6/30追記: dda40xさんのBlogに、この平面クロッシングの写真が掲載されています。]


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Modestoへ

Lou Crossさんの家を訪問し、近くの宿に一泊した後は、いよいよO Scale Westの開催されるSan Jose方面に向かいます。でも、「面白い場所があるのでちょっと行ってみましょう」とdda40xさんにお願いし、再度CA-99に乗り、車を北に走らせます。目的地はModestoです。

“はて、Modestoってどこ?”というのが多くの人の反応かと思います。ひょっとしたら、ModestoがSan Joaquin Valleyルート沿いの農産物の集散地の拠点の一つであることをご存知の方もいらっしゃるかもしれません。”それにしても、そんな場所に何の用が?”というのが普通の反応でしょう。が、私は15年以上、この街のある場所を訪問したいと思い続けており、今回ようやくその目的を果たすことができました。

それは、ModestoのBeard Brook Parkという公園に静態保存されているAT&SFの2921(4-8-4)を見ることでした。この機関車は、カリフォルニア鉄道博物館に保存されているAT&SF2925AT&SFの2926動態復活プロジェクトのニュースで紹介した機関車と同形式のクラス2900の一両です。

クラス2900は、1943年から1944年にかけて30両がBaldwinで建造されたAT&SFの4-8-4の最終形式です。1941年に製造されたクラス3776を増備したものなので、基本的なスペックはそのまま受け継いでいますが、第二次世界大戦の真っ只中でしたので、使える材料や資材に制約があり、4-8-4としては最も重い機関車となりました。機関車の重量は510,150ポンド(231.4トン)。テンダーもまた巨大で、24,500ガロン(92,740リットル)の水と、7,000ガロン(26,500リットル)の燃料を飲み込んで、Santa Feの旅客や貨物に活躍していました。(注:数字は資料によって異なるので、HundmanのLocomotive Cyclopediaによりました)

まずは全景です。とにかく大きい。全長は37メートル近くあります。

これはテンダー。これだけで長さは17メートル以上となります。クローズアップを撮り忘れたのですが、台車は2つとも4軸なのに注目ください。

フロントに回ります。高さも5メートルはあります。

後ろに回って、巨大なテンダーを見上げたところです。

進行方向に向かって右側(Engineer’s side)に移ります。金網が邪魔ですが、ご容赦ください。まずは従台車。

続いて、第4動輪から第3動輪まで。動輪径は80インチ(2032ミリ)です。

続いて、第2動輪から第1動輪。

続いてシリンダー。

キャブ下に戻って、配管のクローズアップを撮ってみました。ちょうど金網の隙間から撮影することができました。

これはモーションプレートの後ろに設置されているオイルポンプです。模型だと奥行き方向が圧縮されがちなのでなかなか意識することがないのですが、実はこんなに立体的な構造をしているのだ、ということを認識した次第です。

今度は左側(Fireman’s Side)に移ります。こちら側は、金網の隙間から写真を撮っています。まず第1動輪から第2動輪にかけて、そしてモーションプレート。

レンズをもう少し第2動輪に向けてみました。

上と似たような写真ですが、第2動輪のメインロッドのローラーベアリングが写るような角度で撮影してみました。

続いて、第3動から第4動輪。、第2動輪から第3動輪をつないでいるタンデムロッドをはっきり認識できます。また、機関車の大きさの割に、ロッドが薄いのも印象的です。

第4動輪から火室の底部と続きます。従台車の厚みもよくわかります。

さて、上にも書きましたが、クラス2900は、戦時の制約により、箱型のBoxpox動輪、テーパー型のロッド型で落成しました。戦後、性能改善のため、ローラーベアリングつきのロッドに換装し、第4動輪もボールドウィンのディスク動輪に入れ替えました。というような予備知識でこの機関車を観察していたのですが、この2921号機は、第4動輪に加えて第2動輪もボールドウィンのディスク動輪であることを発見しました。この機関車だけ特別な理由で第4動輪に加えて第2動輪も交換したのでしょうか。あるいは、すべてボールドウィンのディスク動輪を備えていたクラス3776が廃車になったときに流用したのでしょうか。

左側のキャブ下の配管を狙ってみました。

最後に、フロントビューを拡大したところです。

カウキャッチャーは昔ながらのタイプです。

参考までに、以下に場所を記しておきます。Google Mapsにもしっかりとらえられています。クリックしていただいて、Street Viewに切り替えると、この2921号機のサイドビューをはっきりと確認することができます。

[2012/4/18追記: Google Mapsを埋め込みました。]


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[2018/5/6追記: 上記の場所からAmtrakのModesto Stationの近くに移設されたということです。GoogleのStreet Viewにはまだ登録されていませんが、こちらに写真が投稿されています。また、下記のYoutubeの35秒から40秒の間に登場します。]

Lou Crossさんのレイアウトを訪問

Fresnoを後にして、CA-99を北上して向かったのは、dda40xさんの長年の友人であるLou Crossさんのお宅です。Louさんの人となりやレイアウトの概要は、dda40xさんのblogや、ワークスKさんのblogでも紹介されており、私などが付け加えることはないのですが、私なりに印象に残ったことを記してみたいと思います。

Louさんに実際にお会いしてまず驚いたのは、80代なかばとは思えない若々しさでした。上記dda40xさんのblogにも書かれている通り、Right-O’-Wayというご自身のブランドでレール用品を販売されたり、特製品の客車を引き受けられたりと、精力的に活動されています。何よりカッコ良かったのは、旧き良き時代の、アメリカ車が最もアメリカ車らしかった時代のフルサイズのワゴン車を、Louさんご自身が運転してかっ飛ばす様でした。自分もこういう歳のとりかたをしたいものだと感じたものです。

さて、Louさん宅に到着後、dda40xさんの紹介で挨拶を済ませた後、さっそく別棟のレイアウトに向かいました。まずはその広さに唖然。このプランでHOのレイアウトを作ったとしても大規模なものになると思うのですが、それがOスケールなのでなおさらです。

これは、レイアウトの中心となるであろうターミナルです。このターミナルビルのストラクチャだけでも巨大なものです。壁面にビルが描かれているのがわかると思いますが、これはシカゴの街を描いたものとのこと。

別の角度から、少し離れて見たところです。かなりの長さの編成を何本も留め置くことができることが見て取れます。

一番手前の、黄色と緑のC&NWの客車は、Louさんの特製品です。室内が作りこまれ、人形も置かれ、Louさんの手がかかったことがよくわかりました。美しい塗装とレタリングとが、さらにその出来を引き立てているのが印象的でした。

[2012/4/14追記: このターミナルに置かれていた客車の写真を3枚追加しました。これもLouさんの作だったと記憶していますが確証はありません。]

これは、ターミナルで出発の準備をしている、という想定で置かれていたNYCのJ-3a(4-6-4)。間違いなくカツミ製のものでしょう。

MilwaukeeのHiawathaも一編成置かれていました。

[2012/4/1追記: 機関車のクローズアップを追加しました。]

Louさんのレイアウトはシカゴがテーマになっているのですが、ここはカリフォルニアです。デイライトやキャブフォワードが置かれているのは、当然というべきでしょう。他にも、PFEの編成も置かれていました。

4-8-4好きの私としては、特にこういうのが気になるわけで、パチリ。これもカツミ製のものだと思うのですが、美しい塗装が印象的でした。

[2012/4/14: 写真を追加しました。]

このほか、4-8-4では、UPのFEF、NYCのNiagara、GNのS-2など、多くの機関車や客車がそれこそ何気なく置かれていました。このデイライトもここでは、単なる「one of them」にすぎません。とても全体像は紹介し切れませんが、おびただしい数の車両を見て、言葉が出なかった、というのが正直なところです。

ちなみに、この写真は、Louさんの自宅のだだっ広い果樹園です。カリフォルニアの内陸の田舎だということもありますが、こんな場所でModel Railroadingを楽しめるというのは、限りない贅沢だと感じました。

この後夕方には、O-Scale Westに参加されるためにはるばるテキサスから車でいらっしゃった、これもdda40xさんの友人のDennisさんご夫妻が合流され、夕食をご一緒させていただきました。いろいろな人との出会いがあったのも、今回の旅行の収穫でした。

[2012/4/17追記: 紹介し切れなかった機関車の写真を下記に掲載します。いずれも写真のクオリティが気に入らなかったものですが、何らかの参考になるかもしれませんので。]

まず4-8-4から。

これはGNのS-2。

UPのFEF-3。

少し埃をかぶっていますが、NYCのNiagaraです。

C&OのAllegheny (H-8)。

NPのZ-5。

UPのスイッチャー(0-6-0)

SPのキャブフォワード。

これはSPのAtlantic。

Pacific Fruit Expressの編成です。

Fresnoへ

Pomonaを後にし、O-Scale Westの開催されるSan Jose方面に向かって車を北上させます。常識的には、Interstate 5(I-5)を走るのが手っ取り早いのですが、今回はSan Joaquin Valleyの中心を走り、ユニオンパシフィックというより旧サザンパシフィックのSan Joaquinルートに並行しているCA-99を走ることに。

各所でいろいろな列車に出会えるのでは、と期待していたのですが、どういうわけか今回はさっぱりでした。以前ドライブしたときは、頻繁に列車に遭遇したので、これも世界的な不況がからんで列車数が減っているのだろうか、などとも思いましたが、まぁ単にタイミングが合わなかっただけなのでしょう。

途中Tulareという街で一泊し向かったのは、San Joaquin Valleyの中心都市である、Fresnoです。カリフォルニアの農産物の物流の中心の街ですので、何かおもしろい列車が見られるかもしれない、との期待を抱き、CA-99を降りて街中へ。

まずは街のほぼ中心に位置しているAmtrakの駅へ。ちょうど南行きのSan Joaquin号(列車番号712)に遭遇。

この後、線路のあるところを適当に車を走らせているうちに、UPの本線と直角に交わる支線に待機している、見たことのない塗装の機関車が牽引している短い列車を発見。

これは、San Joaquin Valley Railroad(以下SJVR)という鉄道が入換作業を行おうとしているところでした。北行きのAmtrakがUPの本線を通過した後、動き出した列車を撮影したのが下記のビデオです。複線のUPの本線を渡るときのリズミカルなジョイント音が楽しめるかと思います。この列車はこの後、UPの本線に並行している待避線で入換作業を行っていました。タイトル画像は、この入換作業の途中で列車が二分割されたところを撮影したものです。

この後、昼食の時間となり、近くで見つけたメキシカンの屋台から見えたBNSFの入換作業を撮影したのが次のビデオです。メモリカードの容量が怪しくなったので、機関車しか撮影していませんが、多くの数のセンタービームカーを従えていました。

撮影した場所を下記に記しておきます。クリックするとGoogle Mapsが開きます。

SJVRのビデオを撮影したのは、マップのほぼ中心を縦に走っているS. East Ave.と、マップ上を左右に走っているE. California Ave.とが交差しているあたりです。この後この列車は、E. California Ave.を右の方に進み、渡り線を渡って、S. East Ave.の右のほうの待避線で入換作業を行っていました。

BNSFのビデオを撮影したのは、マップ下方のE. Church Ave.と、マップ左下を斜めに走っているS. Railroad Ave.とが交差するあたりです。

まぁ、こんな場所に好き好んで行く人も少ないとは思いますが、ご参考まで。

[2009/6/30追記: dda40xさんのBlogに、この平面クロッシングの写真が掲載されています。]

[2012/4/8追記: 地図をGoogle Mapsの埋め込みとしました。併せてストリートビューも埋め込んでみました。]


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Pomonaへ

Cajon Passを後にした後、Pomonaに保存されているUP9000(4-12-2)を見に行こうか、ということとなり、保存場所のPomonaのFairplexに向かいました。心躍らせて、公園の事務所で確認したところ、現在は特定の日のみ公開されているということで、残念ながら対面はかないませんでした。まぁ、長生きしていれば、またチャンスはあるでしょう。

ここには、UP 4014 (Bigboy 4-8-8-4)、AT&SF 3450 (4-6-4)、UP 9000 (4-12-2)、SP 5021(4-10-2)、UP 6915(DDA40X)など、すばらしい機関車が保存されており、Southern California Chapter, Railway and Locomotive Historical Societyが管理しています。これら保存機関車の詳細は、上記のサイトの中の、Our Collectionというページに説明されています。

dda40xさんによれば、以前は自由に入れたとのことでしたが、現在は上記の協会の方針で「保存状態を良好に保つため、特定の日しか公開していない」ということです。公開日は同じく上記サイトのCalenderというページに書かれています。訪問を考えている方は、このページを参考にスケジュールされることをお勧めします。

古い記事ですが、お亡くなりになった魚田真一郎さんがここを訪問されたときの記録が、とれいん誌53号(1979年5月号)の40ページから43ページまでに掲載されています。すばらしい写真ですので、お持ちの方は書棚を探ってみてはいかがでしょうか。

ご参考までに、Google Mapsでの位置を以下に示しておきます。クリックすると、Google Mapsの画面が開きます。左上から右下に走っている二本の線路の上に機関車などが置かれていますが、
1) 上の線路は、左上からUP9000、UP6915、客車(?)を2両おいて、AT&SF 3450
2) 下の線路は、左上の小さな機関車の隣にUP4014、貨車(?)を2両おいて、SP 5021
と配置されていると思います。どなたか詳細なことをご存知の方はご教授ください。


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[2009/2/8追記]
RAILTRUCKさんから、クライマックスが保存されているとの情報を頂きましたので、もう一度確認してみました。上記以外にクライマックスを含めて3台の機関車が保存されています。
3トラッククライマックス: Fruit Growers Supply Co. No. 3
0-6-0: Outer Harbor Terminal Railway Co. No. 2
2-8-0(?): United States Potash Co. No. 3
保存協会のWebサイトの写真を見る限りでは、Bigboy(UP4014)のすぐ左上がOuter Harbor Terminal Railway Co. No. 2、そのすぐ左上がクライマックスで、United States Potash Co. No.3は、SP5021の右下に配置されているように見えます。

[2012年4月8日追記: Blogを移転して、Google Mapsを直接埋め込めるようになりましたので、2つの方向から機関車が見えるように地図を変更、追加しました。]

Cajon Passにて

dda40xさんのお誘いを受け、O-Scale West 2009に参加するために、アメリカに行ってきました。昨年も参加したのですが、参加というよりは出張の合間にごく短時間覗いただけで消化不良でしたので、今年は思い切って休暇を一週間とり、O-Scale West以外にもあちこち訪問することとなりました。

まずは、ロサンゼルスから入国し、Cajon Passへ。私が米国に滞在していた間、何回もこの近辺を通ったのですが、いつも同行者の目的が優先されていましたので、ついぞこの場で立ち止まることはありませんでした。ということで、恥ずかしながら、今回がはじめての訪問です。

私の興味の中心は蒸気の最盛期ですので、最新型ディーゼルに強い思い入れがあるわけではないのですが、それでも100両を超えるインターモーダルの貨車を多重連が引っ張ってゆく様を目の当たりにすると、大いに興奮しました。

ただ、輸送量は以前ほどではないとのことで、昨今の世界的な経済の冷え込みは、ここにも影を落としているようです。

すでにさまざまな方がいろいろなところにすばらしい写真や動画を掲載されているので、いまさらではありますが、私の取った動画を紹介します。ご笑覧ください。