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マーク・シュッツァー(Mark Schutzer)氏のブラスの機関車のクリニックの日本語訳を掲載しました。

以前、マーク・シュッツァー(Mark Schutzer)氏によるブラス機関車の再生の記事を3つ紹介しました。この中でも触れましたが、マーク・シュッツァー氏は、NMRAのコンベンション等で毎年のようにクリニックを担当していて、そのプレゼンテーション資料は氏のホームページに掲載されています。写真が多く、簡単な英語が分かる方であれば問題なく読み進める資料だとは思ったのですが、いろいろ見ていると、これも訳しておくことでお役に立てる機会があるのではいかと思い、訳を掲載してみました。知っている人には当たり前の内容も多いとは思いますが、そのような情報が資料としてまとまっていることは、それなりの意味があるのではないか、と思います。

マーク・シュッツァー氏の英語は細かいところまで丁寧な表現をしていますが、これを正確に訳すと、かなり回りくどい表現になるかと思いました。したがって、原意を損なわない範囲で、日本語として読みやすい文にしたつもりですが、私の実力不足で、表現が十分にこなれていないとか、細かいニュアンスが抜け落ちているといった箇所が多々あるかと思います。そもそも私の知識の不足で全く誤った訳をしている場合もあるかと思います。お気づきの点がございましたら、ご意見を頂ければ幸いです。

上のメニューの中にブラス機関車のクリニックという固定ページを設けてありますので、こちらをご覧になってください。

 

SVLの在籍機関車(その4: Steam軸配置別)

SVLの在籍車両ですが、最後にSteamの軸配置で分類してみます。2-8-2がトップに来ているのは、手軽に取り扱え、レイアウト上で安心して走らせられるということが大きいと思います。4-8-4の台数が2番目に来ているのは、私が貢献していました。4-8-8-2(Cab Forward)が4台もあるのは、やはりSouthern Pacificの人気を物語るといえるでしょうか。

9台 - 2-8-2
8台 - 4-8-4
6台 - 2-10-2
4台 - 4-6-2、4-8-8-2
3台 - 2-10-0、2-10-4、2-8-4、2-8-8-2、4-8-2、
2台 - 2-8-0
1台 - 0-6-0、0-8-0、2-6-6-0、2-6-6-2、4-4-4-4、4-6-0、4-6-4

メーカーでいえば、ここ数年のProto1000、Proto2000、BLIが多いですが、70年代を中心とした、PFM-UnitedやAkaneを中心とした日本製のブラスの機関車も在籍しています。これらの模型は、組み立てがしっかりしていて扱いが楽なため、価格も手ごろのため、いまだに人気があるようです。PFM-UnitedのSanta Feを多数持っているメンバーがいるのですが、その出来には満足しているようです。私の知っている日本のブラスの模型の歴史を教えてあげると、大変喜んでくれました。日本人としてはちょっぴり鼻が高い思いをしたのを記憶しています。