Glacier Park ModelsのP&LE A-2a Berkshire

ちょっと前になりますが、Glacier Park ModelsのP&LE(Pittsburgh & Lake Erie)のBerkshireの実物を見ることができました。日本にもすでに入荷しているようですから、ごらんになった方もいらっしゃるかと思います。クラブでこの模型のことを話題にしたら、この塗色について話題になり、東海岸出身のメンバーが、次のリンクを教えてくれました。

http://forums.railfan.net/forums.cgi?board=NYCS;action=display;num=1074355577

これによると、Classic Trainsの2004年春号の32ページに、P&LEのA-2aの記事があり、この色についても解説があるとのことです。うーん、残念ながらこの雑誌は講読していないです。それはさておき、上のWebサイトのやりとりのポイントをかいつまんで訳すると次のようになるかと思います。例によって、誤訳、わかりにくい訳はご容赦を。

「ALCOは、A-2aをオリーブドラブに似た暗い緑に塗り、金色のレタリングを施した。P&LEは、レタリングを白に塗り替え、煙室部分を黒(グラファイト・ブラック)とした。動輪のタイヤの側面の白い塗装は、時間がたつにつれて消えるのは仕方ないとされた(ほっておかれた)。
後年、この機関車は全部黒であったように考えられているが、塗り替えをしたという記録が残っていない以上、これはもとの緑色が汚れによって変化していったために間違いない。」


ちなみに、P&LEのBerkshireをまとめた本が、KahnDog Publicationsという出版社から出されています。本の出来としては、多少不満がないといったらうそになりますが、現時点では望みうる最高の資料ではないでしょうか。この出版社は、ホームページに”Dedicated to Preserving the History of the Pittsburgh & Lake Erie Railroad”とあるように、P&LE専業のようですが、アメリカにいると、こういう本にめぐり合えるのも楽しい限りです。

さて、模型そのものですが、写真どおりの手堅い出来です。ちょっとお値段がはりすぎるので、とても私には手が出ませんが。。。Glacier Park Modelsは、次回作がD&RGWのM-75とのこと。これも楽しみです。また実物を見てよだれ垂らして終わるんだろうなぁ。。。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

*