このBlogはいつから旅行のBlogになったのか、という声が聞こえてきそうですが、いましばらくおつきあいください。
デスバレー滞在2日目、ザブリスキーポイントの日の出を楽しんだ後は、バレーの南側に行き、いくつかの有名なポイントを巡ってきました。
これは、バッドウォーターと呼ばれる場所です。海抜マイナス85.5メートルという低さで、北米大陸でもっとも標高が低い場所となります。
酷暑の地なので、「午前10時以降にはハイキングしないように強くお勧めする」という標識がありましたが、少しだけバレーの中に足を踏み入れました。
地面は塩で覆われています。以前、2月に来た時は、もっと白い色でしたが、ほこりがかかったような色となっていました。ごくわずかですがデスバレーにも雨季があるはずで、そこで雨が降ると美しい白色になるのかもしれません。
ここまで来ましたが、バレーの反対側はずっとずっと先です。
駐車場を振り返ってみました。
海抜0メートルの位置はこのあたりです。海抜マイナス88.5メートルと言われてもピンとこないのですが、これを見るといかに低いか、ということがわかると思います。
バッドウォーターを後にし、少し北に行ったところに、「悪魔のゴルフコース」と呼ばれる場所があります。ここはゴツゴツとした塩の塊が不思議な風景を形作っています。
さらに北に行ったところに、アーティスト・パレットと呼ばれる場所があります。様々な成分が多彩な色を出しています。夕焼け時には素晴らしい写真が撮れる場所です。いずれにしても、私が使っている安いコンパクトカメラでは難しいのではありますが。
この後ビジターセンターに寄る用があり、お昼過ぎに行きましたが、華氏120度(=摂氏49度)というとんでもない数字が示されていました。