ツイッター(Twitter)を使った鉄道会社の情報発信

ここのところ、ツイッター(Twitter)というサービスの名前を聞く機会が多いのではないかと思います。どんなものかご存知の方も多いと思いますが、念のためWikipediaの定義を引用してみます。

Twitterはブログとチャットを足して2で割ったようなシステムを持つ。各ユーザーは自分専用のサイト(ホーム)を持ち、「What’s Happening?(いまどうしてる?)」の質問に対して140文字以内でつぶやきを投稿する。つぶやき一つ一つはブログのエントリに相当し、つぶやきごとに固有のURLが割り当てられる。

Blogだと、文章を練って書かなければならないのに対し、ツイッターの場合は、思ったままの「つぶやき」を発信するというところにミソがあります。たった140字で何ができるか、と思われるかもしれませんが、逆に字数を制限したことで、つぶやきをどんどん発信すればよい、という手軽さが逆に受けていると思われます。

とまぁ、Twitterがなぜ受けているかについては、その方面の識者の方々におまかせするとして、今回紹介したいのは、アメリカの鉄道会社がツイッターを使って情報発信している、ということです。主要4会社のアドレスは以下の通りです。但し、現時点では、Norfolk Southernは、準備中なのか、まだ何も中身がありません。

※追記: Norfolk Southernも、2010/2/17から情報発信を始めました。

Union Pacific
BNSF
CSX
Norfolk Southern

どんなことを発信しているかは、上記のリンクを辿ってもらうとして、流石に会社が公式に発信するものですから、プレスリリースを一言にまとめたもの、もしくはそれに準じたものがほとんどを占めているようです。例えば、この記事を書いている時点での最新のものは、次のようなものが記載されています。
1) UPは、今年(2010年)1月21日に開催される、投資家向けの第四四半期の業績発表会のアナウンス、
2) BNSFは、2月11日に、投資家が集まって、Berkshire HathawayによるBNSF買収の可否について決をとるいうお知らせ、
3) CSXは、沿線の地元のコミュニティにパソコンを寄付したという話。

さらに、4-8-4大好きな私にとっては、こちらのほうが重要なのですが、UPは、保存機である844の動向(居場所)を知らせるツイッターサイトを提供しています。現在、844は、GPSを搭載して、現在位置がリアルタイムに把握できているようにしていますが、その位置などをツイッターに流しています。ちなみに、この844の位置は、UPのこのページの地図上にも表示されています。

このほか、同じく4-8-4の、SPのデイライト牽引機であったGS-4、4449号機の動向もツイッターで発信されています。

もともとツイッターは、個人向けサービスを狙っていたと理解しているので、会社が公式に情報発信する手段としては、今後まだまだ工夫が必要なのかもしれませんが、このような新しいサービスを使ってみよう、という姿勢は、アメリカらしいなぁと思った次第です。

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