日別アーカイブ: 2006年1月25日

私の米国型鉄道模型の楽しみ方(その2)

アメリカに住んで、アメリカ型の鉄道模型の楽しみ方を見ていると、とにかく「多様」という一言につきます。もっとも、最近の日本の模型店の様子をよく理解していませんし、アメリカも広い国ですから地域によって楽しみ方が全く異なるであろうと思います。あくまで、私個人の見方ということでご理解ください。

まず、ゲージが豊富です。日本ではHOかNかのいずれかが殆どだと思いますが、こちらでは、ちょっとした店に行くと、1番(LGB)とかO(Lionel)とかを、あたりまえのように見ることができます。

商品も豊富です。私の場合、HOを楽しんでいますが、リーズナブルな価格で、必要十分なクオリティを備えたプラスチック製の商品が多数出回っています。これに加えて一部のハイエンド志向の人に向けたブラスの商品が出ている、という構造になっていると言えるでしょうか。

私の理解する限り、日本では(いわゆる)HO=ブラスという時代が長く続いていて、最近になってプラスチック製品が出回るようになったと思うのですが、これとは全く対照的です。

なおかつ、最近のプラスチック加工技術の進歩には目を見張るものがあります。 AthearnのGenesisシリーズや、LifeLikeのProto 1000/2000シリーズ以降、最近ではBroadway Limitedの商品など、ブラスの模型に並べてもそれほどひけをとらない商品が数多く出てきています。

ということで、私にとっては、集めるもよし、走らせて遊ぶのもよし、という、天国のような環境にいると言っても差し支えありません。