日別アーカイブ: 2006年1月23日

私の好きなプロトタイプ

もとより、嫌いでない鉄道模型はないと言ってもよいのですが、私の場合は趣味の範囲を「(米国の)黄金時代の旅客用蒸気機関車」ということに絞っています。時代で言うと1930年代終わりから1950年くらいということになります。

特に4-8-4(日本風に言うと2D2になるんでしょうか)の軸配列の機関車は、軸配置のバランスが非常に美しく、私が最も好きなプロトタイプです。この時代、蒸気機関車の技術がひとつの頂点を迎え、4-8-4には傑作と呼ぶべき機関車がたくさん出ています。

また、模型的にみても、4-8-4には、すばらしい模型が数多く存在します。特に日本がPFM(Pacific Fast Mail)向けに輸出した模型、その中でもクラウンモデルと呼ばれるものの中は、「真鍮の芸術品」とでも呼ぶべきものが数多くあります。私が米国型をはじめる大きなきっかけが、これらのすばらしい4-8-4のクラウンモデルに魅せられてしまったということがあります。

最新鋭のディーゼル機も嫌いではないですが、なにしろ、あれもこれも手を出すときりがありません(正直に言えば、お金がいくらあってもたりません)。ですので、上記のようなテーマを設定している、ということです。

よくあるように「○○鉄道」を楽しむ、というやり方ではないので、知識が広く浅くなってしまい、皆さんとは趣味の方向性が違うかもしれません。今後いろいろ間違った/不十分な情報を書くこともあろうかと思いますが、その場合はどうぞ遠慮なくコメント・トラックバックください。

はじめまして

恥ずかしながら、私の趣味である米国型鉄道模型のBlogを始めることといたしました。

諸先輩方のすばらしいBlogがたくさんある中で、浅学の私がこのようなBlogを立ち上げるのはまったくもって無謀と言うしかありませんが、少しでも皆さんのお役に立つ情報がご提供できれば望外の幸せというものです。

ネタがそれほどあるわけではありませんので、更新頻度もそれほど高くないとは思いますが、よろしくお付き合いください。