私の好きなプロトタイプ

もとより、嫌いでない鉄道模型はないと言ってもよいのですが、私の場合は趣味の範囲を「(米国の)黄金時代の旅客用蒸気機関車」ということに絞っています。時代で言うと1930年代終わりから1950年くらいということになります。

特に4-8-4(日本風に言うと2D2になるんでしょうか)の軸配列の機関車は、軸配置のバランスが非常に美しく、私が最も好きなプロトタイプです。この時代、蒸気機関車の技術がひとつの頂点を迎え、4-8-4には傑作と呼ぶべき機関車がたくさん出ています。

また、模型的にみても、4-8-4には、すばらしい模型が数多く存在します。特に日本がPFM(Pacific Fast Mail)向けに輸出した模型、その中でもクラウンモデルと呼ばれるものの中は、「真鍮の芸術品」とでも呼ぶべきものが数多くあります。私が米国型をはじめる大きなきっかけが、これらのすばらしい4-8-4のクラウンモデルに魅せられてしまったということがあります。

最新鋭のディーゼル機も嫌いではないですが、なにしろ、あれもこれも手を出すときりがありません(正直に言えば、お金がいくらあってもたりません)。ですので、上記のようなテーマを設定している、ということです。

よくあるように「○○鉄道」を楽しむ、というやり方ではないので、知識が広く浅くなってしまい、皆さんとは趣味の方向性が違うかもしれません。今後いろいろ間違った/不十分な情報を書くこともあろうかと思いますが、その場合はどうぞ遠慮なくコメント・トラックバックください。

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