前回ご紹介したC&OのH-8の迫力に圧倒され、もうこれで十分に堪能したと思って、あまり期待もせずに周りの展示物を見ているうちに、一台の機関車が目にとまりました。Bessemer and Lake Erie Railroadのコンソリデーション(2-8-0)である、154号機です。これ以上は載せられないのではないか、というくらいに太いボイラーが印象的でした。
この鉄道、名前は知っていましたが、実物を見るのは初めてです。上記Wikipediaの記述にあるとおり、鉄鉱石や石炭など、重量物を運んでいた鉄道ということで、高出力を追求した機関車なのでしょう。実物に関する資料が手持ちにはないのですが、steamlocomotive.comの記述によれば、1909年にBaldwinが製造し、蒸気の終焉まで活躍した、とあります。
それにしても、よく知られている機関車以外にも、魅力的な機関車が色々なところで活躍していたのだ、ということを感じました。
これ以上後ろに引けないので、こういう角度で撮るのが精一杯です。写真では、ボイラーの太さがもう一歩伝わってこないような気がしますが、車輪の高さとボイラーの高さとのバランスをよく見ていただけますでしょうか。
反対側です。照明条件が良くなく、暗い写真を処理してようやくここまで見えるようにしました。