UP 844 at Niles Canyon

ワークスKさんの掲示板に、UP844のWestern Heritage Tourのことを紹介させていただきました。その後掲示板にも書き込みましたが、現地でも注目度合いは高かったようで、至る所に写真やビデオが投稿されています

このツアーの最中の2009年4月22日、UP844は、オークランドからストックトンに移動する途中、Niles CanyonのHearst Sidingと呼ばれる場所に一時停車しました。その際、Golden Gate Railroad Museumが保有しているサザン・パシフィクのパシフィック(4-6-2) 2472と、Pacific Locomotive Association/Niles Canyon Railwayが保有しているRobert Dollar Lumber Company No. 3とが出迎えるという、豪華なイベントになりました。

心憎いと思ったのは、この一時停車は、もともと計画されたものではなく、ツアー開始後に、上記のGolden Gate Railroad MuseumとPacific Locomotive WorksとUPとが、協議を行い、実現したものだそうです。事前のアナウンスがどれくらいされたのかはわかりませんが、それでも200人近くが集まったとのことです。

さて、知人の一人が、この時の写真を送ってくれました。掲載許可をもらいましたので、ご紹介します(写真は、クリックしていただければ拡大します)。

一番左に見えるのが、UP844です。その隣に、SPの2472、Robert Dollar Lumber Company No. 3、と並んでいます。

上記のクローズアップです。

UP844が少し前に出て停車したアングルです。1944年製ですから、65年を経ています。数年前に大改装を行ったというのもありますが、とてもそのような古さを感じさせないですね。

※ 上記3枚の写真の著作権は、David Griffy氏に帰属します。

このほか、Golden Gate Railroad Museumのホームページには、写真が掲載されており、このときのビデオも掲載されています。このビデオは高解像度で記録されていますので、インターネット回線に余裕のある方は「HD」と表示されている箇所をクリックしてみてください。

ご参考までに、停車した場所は以下のあたりになります。クリックするとGoogle Mapsが開きます。


大きな地図で見る

UP 844 at Niles Canyon」への2件のフィードバック

  1. gallopinggoose

    すばらしいイベントですね・・・。
    こんばんは。
    いいなぁ・・・リーマンショックの後のこととは思えないほど、みなさん、楽しんでいらっしゃいますね・・・。気持ちの切り替えがうまいのかな・・・?

    蒸気機関車の場合、ちょっと気になるのが、ボイラーの断熱材・・・やはり石綿・・・アスベストを使っているのでしょうか・・・。

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  2. northerns484

    なんだかんだいって余裕のある人が多いと思います
    gallopinggooseさん:
    カリフォルニアのこのあたりは平均収入が高いので、余裕のある人は多いと思います。それよりなにより、気持ちの余裕が一番だと思います。悪く言えば脳天気とも言えるかもしれません。
    蒸気機関車ですが、最近はアスベストは使っていないと思いますよ。少し話が変わりますが、カリフォルニアで家を借りる際、契約書をずずずっと読んでゆくと、「この家の一部にはアスベストを使っている可能性がある」という条項がありました。調べてみたら、アスベスト使用禁止以前に建てられた家を貸すときは、この条項を入れることが法律で義務付けられているというのを知ってびっくりしたことを思い出しました。

    返信

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