W&R Northern Pacific L Series 0-6-0

先週末、行きつけの模型屋を覗いたところ、なにやら茶色の箱に金色のラベルの高そうな模型を2台もご購入の御仁が。よく見ると、W&Rの新製品のNortehrn Pacific 0-6-0 Switcher L-7/L-9でした。ちらっと伝票が見えましたが、軽く2000ドルを超えていました(げっ)。Silicon Valley近辺は、消費税が8.25%ですので、それだけでも馬鹿になりません。うらやましい限りです。

それはさておき、この方と話をしていると、お店のOwnerが、バージョン違いだけれど、もう一台あるよ、とわざわざショーケースから出して見せてくださいました。

MakerはBoolim。水平、垂直がしっかり出て、適度に抑えの効いた艶の塗装と、相変わらずの手馴れた出来上がりです。走行性能も抜群です。スロー走行でもギクシャクすることは全くありませんし、モーター、ギヤのノイズは皆無です。

それに加えて、いつものW&Rの凝りよう。圧巻はValve Gear。何という形式のValve Gearか失念してしまいましたが、1ミリ角もないような部品がとバーの上を左右に行き来します。スローですとその動きもゆっくりですので、実はOwnerに言われるまで全く気がつきませんでした。工作とか、調整とか、物凄く大変だったと思いますし、よく量産品でここまで仕込んだなぁと思います。

今まで、すばらしい模型を見て、感動を覚えることが何度もありましたが、今回はそれを通り越して、なんだか見てはいけないものを見てしまったような、恐怖に近い感覚さえ覚えました。

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