先日RMの記事の紹介をした、Precision Craft ModelsのReading T-1ですが、先日クラブのレイアウトで試運転をしてきましたので、ご紹介します(すいません、写真はまだありません)。
まず、外観、塗装、など、全体的なできは良いと思いました。これはMR誌に記述されているとおりです。
ところが、走らせて見ると、ポイントやギャップのところで、すぐ止まってしまうのに閉口してしまいました。レイアウトにはショートしたことを知らせるセンサーが備えられていますが、それが反応する訳ではないので、ショートしているということはなさそうです。ひょっとしたらどこか集電が悪いのかもしれません。
さらに、停止している状態で少し手で押してあげると、停止直前の状態(スピードなど)から動き出すので、面食らうことがあります。というのは、私の場合、停止するとすぐコントローラのスピードを0に戻すので、その時点で機関車は止まっている筈だ思い込んでいます。ところが、元のスピードから動きだして停止に入るという動作をとるので、自分の意識との食い違いにあれと思ってしまいます。まあ、これは慣れの問題かもしれませんが。
もうひとつ困ったのは、加速が急なことです。というより、ブラスト音が急に早くなるので、感覚的に実感的な運転ができないと言ったほうが正しいでしょう。ということで、今、これを修正しようと、デコーダのCV値をあれこれ細工しています。やり方としては次の3つが考えられ、1)か3)かで解決しようと思っています。
1) Medium Speedを変更する(CV6)。もともとLoksoundのデコーダは、Medium SpeedとMaximum Speedを元に、加減速を設定することになっていますので、Medium Speedを低くすれば、落ち着いた加速音になるはずです。
2) Speed Tableを修正する(CV67-CV94)。 これはCV値の修正箇所が多く、なおかつ、調整が大変なので、あまりやりたくありません。
3) 加速・減速のパラメータを変更する(CV3、CV4)。
ちなみに、ここでまた問題があって、製品のデフォルト値と、添付のマニュアルのデフォルト値が食い違っているのです。どうもマニュアルのCVのデフォルト値は、通常のESUのLoksoundの値が載せられているようです。。。
そんなこんなを考えあわせると、Broadway/QSIの機関車のほうが、「扱いやすい」ような気がしています。
次回は、写真もご紹介したいと思います(何度も撮っているのですが、なかなか思うように写らなくて。。。)。