グランドキャニオンといえば、どなたも名前を聞いたことのある場所だと思います。通常グランドキャニオンと言えば、コロラド川の南側の公園(サウスリム)を指し、こちらは大規模に整備がされており、観光ツアーなどで多くの方が訪れるたことがあるのではないかと思います。
グランドキャニオンには、コロラド川の北側にも通常ノースリムと呼ばれる場所があります。ノースリムは、コロラド川に突き出す形をしており、サウスリムに比べると、広角のパノラマを楽しむことのできる場所で、グランドキャニオンを本当に楽しめるのはノースリムだという人もいるくらいです。
ただ、このノースリム、規模が小さく、宿がとりにくいのが難点です。今回の旅行も、話を具体化した時点ではすでに宿が満員で、毎朝Webページをチェックしてキャンセルがないかを確認し、約1か月間待ってようやく予約をとることができました。
さて、デスバレーを後にして、ほぼ1日がかりでドライブし、グランドキャニオンに到着したのはちょうど日の暮れる時刻でした。チェックインして、早速日没を楽しむこととしました。
これは、今回泊まったキャビンです。ちょうど夕陽があたって、美しい色を出していました。
キャビンからの短いトレイルを歩き、ノースリムの先端に向かいます。
だんだんと日が暮れてゆく様子を写してみました。
夕陽が当たる側の崖の写真です。
ノースリムのロッジにも陽が当たっていました。
日没の瞬間です。
日没後の東の空が綺麗な色をしていたのですが、なかなかうまく写せません。
夕食後、文字通りの「満天の星空」を楽しむことができました。ノースリムは標高8500フィート(=約2600メートル)にあり、周りに光を発するようなものはありませんので、天の川をよく見ることができます。写真に収めることができないのが残念です。