dda40xさんのBlogを覗いていたら、内野日出男さんの訃報があり、とても残念な気持ちです。
内野さんのTMSの1977年5月号、6月号のNorthern Pacific A-2の記事を見た時の衝撃は今でも忘れられません。
5月号記事の書き出しを引用すると
もともとアメリカ型も好きでしたので、アメリカ型の大型機が欲しくなりました。
それは国鉄型にはない車輪配列と言う事もありますが、その勇壮さにほれて、以前から作りたいと思っていたノーザン(4-8-4)タイプです。
とあり、6月号の結びには
私がアメリカ型にひかれる点は、大きくて迫力満点なのもさることながら、マーカーライトやカウキャッチャー、ベルなどの好ましいアクセサリーが付いている上に、形態のバラエティーも豊富な事です。ひかれる車両もカラフルな客貨車やカブースがあって楽しいと思います。
とあります。
まさにそのとおりで最初に見たときは「こんなカッコいい機関車があるんだぁ」と興奮したのを今でもよく覚えています。
私が本格的に米国型にのめりこむのはこのずいぶん後なのですが、自分の興味の対象を4-8-4中心としているのは、この内野さんの記事が大きく影響していることはまちがいありません。
私にとっては雲の上の存在の人であり、こんな言い方をするのは失礼かもしれませんが、私を米国型に目を向けさせることになった恩人だと思っています。
心よりご冥福をお祈りいたします。
※写真は、TMSの1977年5月号(表紙)と6月号(見開き)です。
米誌の報じる内野日出男氏
当方の掲示板http://otd9.jbbs.livedoor.jp/1000007762/bbs_tree?base=281&range=1で、内野さん関連の記事をリストアップしている中に、オンラインで見える記事として、O Scale Trains誌の2003年5-6月号があります。それはO Scale Westという催しに参加されてDM&IRの2-8-8-4を披露された時の様子を報じたものです。
http://www.oscalemag.com/docs/ost_8.pdf#search=%22%22Hideo%20Uchino%22%22
このサイトはPDF型式なので少々重く、表示に時間が掛かり、探すのも大変なので、画像を切り取って転載してみます。
画像が出ない場合は、次のアドレスにお越しください。
http://works-k.cocolog-nifty.com/photos/archive/hideo_uchino_dmir_2884.jpg
情報ありがとうございます
ワークスKさん:
こちらもコメントありがとうございます。本当に素晴らしい模型を作られる方ですね。もっといろいろな模型を見せていただきたかった、と思うのは私だけではないと思います。