橋を設計する(5)

基本寸法が決まった後、部品の図面を描いては調整を行う、ということを繰り返してゆきました。その経過を細かく説明てもあまり有用とは思えませんし、そもそも言葉では伝えにくいと思いますので、アイソメトリック図でどういう橋を設計したかを紹介したいと思います。

まず路盤は、お菓子の箱の仕切りに見られるような構造としました。下記の部品を組み合わせて、

次のような構造を作ります。効率よくかつ直角が正しく出るように、レーザーカットして作成した部品の空いたスペースに、治具を作成しておきました。

この路盤の構造がよくわからずにかなりの期間悩んでいたのですが、参考となる資料を見つけ、簡単なトラス構造を表現することとし、下記のような部品を組み立てることとしました。この解像度ではわかりにくいかもしれませんが、仕切りには突起を用意しておき、これらの突起を使って簡単に位置決めできるように、各部品の端に切れ込みを入れておきました。

ここまで組み立てると、次のような構造が出来上がります。橋の側板とつなげる肩の張り出しは、実部ではカーブを描いていたりしているのですが、レーザーカットで単純に組み立てられるように簡素化しました。

 

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