橋の構造部材の圧縮と伸張(6)

もう少し複雑な例として、6パネルに拡張した例を考えます。計算方法はこれまでに述べてきたことと何ら変わりませんので、結果のみ示します。

まずは、中心に100の力が加わったPratt Truss Bridgeの場合です。Baltimore Truss Bridgeについては、小さなトラス構造は構造的に寄与せず、実質的に同じ結果が得られますので、省略します。

次に、下のすべての節点に均等の力が加わった場合です。まずはPratt Truss Bridgeの場合。

続いて、Baltimore Truss Bridgeの場合。

Pratt Truss Bridgeで、左右非対称に力がかかった場合の例です。ここで特徴的なのは、中心から右上に延びている斜材が、圧縮部材として機能していることです。

Baltimore Truss Bridgeも等価の結果となりますので、図は省略します。

 

 

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