古川さんの本を買ってきました

これも先日の米国出張の時の話ですが、古川亨さんの本を買ってきました。

Cumbres & Toltec
A photographic tribute to America’s most spectacular scenic railway
ISBN: 978-0-9790113-0-6

趣味の興味の対象を広げると際限なくなるので、ナローには興味を持たないことに決めているのですが、何よりも日本の趣味人がこれだけの本を出したということ、実際本をぱらぱら見て、そのすばらしい写真に感銘を受け、気がつくとレジに向かっていました。

さて、一つ嬉しかったことがあるので、ご紹介します。

代金を支払おうとお店のご主人と雑談をしていた時のことです。見知らぬお客さんが目ざとくこの本を見つけ、「これはいい本だよねぇ、ナローのコミュニティーですごい評判になっているんだよ」、とちょっぴり興奮したような様子で私に話しかけてきました。

私が「いや、この著者のSam Furukawaは日本人で、マイクロソフトで云々」というようなことを説明したところ、このお客さんはびっくりされていました。著者のことをよく知らないということは、裏を返せば、純粋にこの本の出来が評価されている、と言えるのではないでしょうか。一人の日本人として鼻の高い思いをしました。

Rio Grande系のナローに興味のある方に限らず、アメリカの鉄道に興味のある方に、広くお勧めできる良書だと思います。

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