Cantilever Signal Bridgeを設計する(1)

前回まで紹介してきたSignal Bridgeの設計が完了したところで、Cantilever Signal Bridgeを作ろう、ということになりました。プロトタイプにしたのは、Santa Feが使っていた、このタイプのものです。

Southern Pacificも同型のものを使っていたようで、下記のビデオには、Tehachapiに設置されていたものが撤去される様子が記録されています。

このタイプのCantilver Signal Bridgeは残念ながらほぼなくなってしまったようで、Street Viewで記録されたものがないかと探してみたのですが、解像度の低い時代のものがいくつかあるだけで、鮮明なものはなさそうです。

いくつかの会社で製品化されているようで、BLMA ModelsのHO用のものNJ InternatinalのHO用のもの、その他何社かから出されているようで、おそらくは人気があるのではないかと思います。

これらの製品を参考にしながら設計したのが次のものです。雰囲気をそれらしくとらえていればよいかと思って、割り切って模型化しました。

また、支柱の構造は大きくアレンジしました。上記のTehachapiの撤去作業のビデオを見てもらえればわかる通り、実物は支柱の2面が板、2面がトラス構造となっています。ここでは、見た目のアクセントにもなるのではないかと思い、4面ともトラス構造にしました。

ここまでできれば、いつものようにレーザーカット用の部品図を起こすことができます。

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