日別アーカイブ: 2006年4月3日

BLI Insider -Broadway LimitedのNewsletterより

(本記事は、ネタばれ注意)

Broadway Limited (BLI)から、”The Birth of Broadway Limited’s Royal Stealth System”と題したNewsletterが届きました。BLIは、ここのところ、Stealth Seriesと名付けたサウンドデコーダ無しの製品を必ずリリースしていますので、その話だと思って読み進んでゆくと。。。

「競争を勝ち抜くために、今までにないきれいな音を出して、今より75ドルは安いものを出す、という企画が出された」
(え、なんでStealthの話でこういう始まりなの?)

「考えに考えた末、Intelのプロセッサを積み、Boseのスピーカーを積むことにした」
(あれあれ、なんか変だよ。)

そうです、これはApril FoolのNews Letterでした。オチまで書くのはどうかと思いますし、ニュアンスをうまく訳すのは私の手に余るので、ここまでにしておきますが、なかなかやるなぁ、という感じです。

閑話休題、BroadwayがDCC/サウンドがパッケージされた機関車を次々とリリースし、誰でも手軽に楽しめるようにしたことに刺激され、DCC/サウンドが、業界の一種の標準的な仕様になりつつあります。

これに同期して、サウンドデコーダーも選択肢が増え、値段もこなれてきました。Stealth Seriesが出たときは、単に音の要らない人向けに安いバージョンを出したのかな、と思っていましたが、こういう状況を踏まえると、自分の好きなサウンドデコーダーを積みたいという要望に応えるべく、企画されたと考えるのもアリかもしれません。

SoundTraxxのTsunamiは評判が良いようです。クラブの友人が、これを搭載した機関車を持ってきていましたが、他のデコーダーに比べ、明らかに音の抜けがいいようです(スピーカーの性能や取り付け方法に由る場合も多いので、断定はできませんが)。BLI等に搭載されているQSIデコーダーも、内臓しているチップのアップグレードが開始されるとのこと。

見方によっては、BLIがDCC/Soundを広く普及させた第一期が終わって、これから、より良いサウンドを求める第二期が始まったと考えることもできると思います。

ご参考までに、ご存知の方が多いと思いますが、DCC/サウンド関係の情報は、Tony’s Train Exchangeが充実しており、デコーダーの比較などは、ここにまとまっています。そのほか、このサイトには、ユーザーの目から見たデコーダーの比較やら、実際の搭載例がまとめられています。

W&R Northern Pacific L Series 0-6-0

先週末、行きつけの模型屋を覗いたところ、なにやら茶色の箱に金色のラベルの高そうな模型を2台もご購入の御仁が。よく見ると、W&Rの新製品のNortehrn Pacific 0-6-0 Switcher L-7/L-9でした。ちらっと伝票が見えましたが、軽く2000ドルを超えていました(げっ)。Silicon Valley近辺は、消費税が8.25%ですので、それだけでも馬鹿になりません。うらやましい限りです。

それはさておき、この方と話をしていると、お店のOwnerが、バージョン違いだけれど、もう一台あるよ、とわざわざショーケースから出して見せてくださいました。

MakerはBoolim。水平、垂直がしっかり出て、適度に抑えの効いた艶の塗装と、相変わらずの手馴れた出来上がりです。走行性能も抜群です。スロー走行でもギクシャクすることは全くありませんし、モーター、ギヤのノイズは皆無です。

それに加えて、いつものW&Rの凝りよう。圧巻はValve Gear。何という形式のValve Gearか失念してしまいましたが、1ミリ角もないような部品がとバーの上を左右に行き来します。スローですとその動きもゆっくりですので、実はOwnerに言われるまで全く気がつきませんでした。工作とか、調整とか、物凄く大変だったと思いますし、よく量産品でここまで仕込んだなぁと思います。

今まで、すばらしい模型を見て、感動を覚えることが何度もありましたが、今回はそれを通り越して、なんだか見てはいけないものを見てしまったような、恐怖に近い感覚さえ覚えました。