レイアウトツアー2日目に訪問したのは、Bob Plageman氏のレイアウトと、Rod Miller氏のレイアウトとです。
Bob Plagemanさんのレイアウトは、自宅のガレージ内に設置されている、17フィート(5.2m)×18フィート(5.5m)のレイアウトです。ガレージの機能は活きているようなので、この面積をすべて使っているわけではなく、複線のメインラインがガレージの壁と奥とを走り、ガレージの入り口に取り外し可能な線路が設置されてほぼ円に近いエンドレスを構成するようになっていました。ということで、レイアウトを見る際は、ガレージの入り口の線路の下をくぐって、ぐるりと360度見渡す格好になります。
無意識のうちに、Oスケールのレイアウトは大きな面積が必要と思い込んでいたのですが、こういう小規模なレイアウトでも十分に楽しんでいる人がいるのだ、というのは意外な発見でした。もっとも、日本の住宅事情を考えれば、夢のように広い面積なのですが。
さて、Bob Plagemanさんは、熱烈なSPのファンです。O-Scale Westのコンテストでも、2003年、2007年、2008年と、SPの客車を出品され、入賞されています。ということで、レイアウトにおかれていたのは、ほとんどがSP関係の車両でした。
まず、これはSPのGP-9(と思います)。
[2012/4/21追記: 写真を2枚追加しました。]
続いてSPのマウンテン(MT-4)です。
SPといえば、はやりGS-4を外すわけにはいかないでしょう。
シーナリーはこれからということでしたが、このPacific Fruit Expressの積み込みの設備は、良いアクセントになっていました。ぐっとSPらしくなりますね。
Bob Plagemanさんのレイアウトを後にして向かったのは、Rod Miller氏のレイアウトです。氏は、O-Scale Westの主催者の一員であり、カスタムビルダーとしても活躍されています。
立派な工作機械が何台も置かれたワークショップを通り過ぎて、レイアウトルームに入っていったのですが、レイアウトの高さに面食らってしまいました。2階建て構造となっているのですが、氏のホームページの記述によると、2階部は69インチ(175センチ)とあります。私の身長を超えていたので、2階を走る列車を見るのが大変でした。
というようなこともあり、よくできたレイアウトだなぁと思いつつも、印象が薄く、気がつくと、機関車の写真を数枚取っただけでした。
これは、マウンテンのMT-4です。San Joaquin Daylight牽引用に塗装された機関車です。カリフォルニアでは、SPのマウンテンは、GSシリーズに負けず劣らず人気があるように思います。
[2012/4/21追記: 似たようなアングルですが、写真を1枚追加しました。]
どのようなレイアウトかは、氏のホームページの写真を見ていただくのが良いと思いますので、リンクを記しておきます。
http://www.rodmiller.com/images/layout/double_deck1.jpg
http://www.rodmiller.com/images/layout/double_deck2.jpg
http://www.rodmiller.com/images/layout/double_deck3.jpg
http://www.rodmiller.com/images/layout/double_deck4.jpg