レイアウトツアー三日目、まず向かったのは、Alf Modine氏のレイアウトです。氏のご自宅は、以前私が住んでいた家から、車で10分もかからないところにあり、あまりに近いのにちょっと驚きました。
さて、このレイアウトは、dda40xさんのblogに前編、後編の2回に分けて紹介されています。また、International Model Railroadsの堀江さんが訪問されたときのビデオ、写真がこちらにありますので、あわせてご覧になっていただきたいと思います。
Alf氏のレイアウトは、前回紹介したBob Plageman氏のレイアウト同様、ガレージの中に設けられており、複線のメインラインのほぼ円形のループを基本としています。大きさは16フィート(4.9m)×13フィート(4.0m)と控えめのレイアウトです。ただし、こちらはガレージとして使うことは想定していないようで、Interurbanのラインを敷設したり、シーナリーが充実したりと、見ていて楽しいレイアウトでした。
Alf氏のレイアウトが他に比べて際立っているのは、C&NWをテーマとしていることです。上記dda40xさんのblogにも書かれているとおり、OスケールでC&NWの機関車はほとんど市販されていませんので、氏の車両の多くは自作によっています。O-Scale Westのコンテストに出品されたものもあり、2003年には4-6-2のクラスEが、2005年には4-8-4のH-1やInterurbanの車両が入賞しています。上に紹介した堀江さんのビデオを見ていただければわかるとおり、氏の機関車の走りはスムーズかつ安定しており、相当の工作の腕の持ち主だと思います。Sunset 3rd RailがH-1の製品化を計画しているのですが、ここにも氏のH-1の写真が掲載されていますので、この模型を参考にするということでしょうか。
さて、私はこのH-1を2005年に初めて見たのですが、Alf氏のレイアウト訪問の目的は、この機関車に再会することが主目的だったという方が正直なところです。ということで、気がつくと、写真に残していたのは、機関車ばかりでした。しかも、腕が?????な写真ばかりなのですが、恥を忍んでご紹介します。
まずこれは、私が一番見たかったH-1です。何度見てもすばらしい機関車です。
これは上にも書いた、2003年にO-Scale Westのコンテストで入賞したPacificです。応接のガラスケースの中に、大切に置かれていたのが印象的でした。