F’TrackさんのBlogの黄色い車掌車という記事の中に、「カリフォルニア州鉄道博物館に、ウォーボンネットのF7を見に行ったのだけれど、残念ながら叶わなかった」というくだりがあります。
これを読んで、つい先日、昔の写真を整理していた時に、それらしい写真があったような気がしたのを思い出しました。早速整理した写真を引っ張り出し、見つけたのが、今日ご紹介する写真です。これは、ずいぶん昔、1995年の2月に、家族でカリフォルニア州鉄道博物館に行った時に記念写真として撮ったものです。こんなスナップ写真程度のものを載せるのもどうかと思うのですが、F’Trackさんの記事のタイミングと、私が写真を整理したのタイミングとが近かったというのも何かのめぐり合わせかと思い、紹介させていただきます。
時折このBlogに書いている通り、ディーゼルは私の不得意科目なのですが、この写真を撮った当時は、不得意を通り越して「ほとんど何も知らない」状態でした。ですので、これがF-7だ、ということなどわからず、不謹慎ながら、旅行の記念に手ごろな被写体、ということで写したものだったように思います。なにしろ、先日写真を整理するまで、この写真を撮ったことなど、完全に忘れていたくらいですから。
都合の良いように解釈すると、そんな私が被写体に選んだくらい、存在感のある機関車だった、ということなのでしょう。この写真で見ても、塗装の光沢など、状態はよく、大事に保存されていたのだろう、ということが伺えます。
もっとたくさん写真を撮っておけばよかったと思うのですが、今となっては後の祭りです。
嬉しい対面
そう、この位置にあったはずなのですよ。あのF7が。
私がその場所に訪れる少し前迄 Google Earthでは その存在が認められていました。
私のブログでも書きましたが、わざわざカリフォルニア州立サクラメント鉄道博物館まで行ったのは、そのウォーボンネットF7に触れるためだったのです。
でも今回、こちらでその写真を取り上げてくださり、拝見する事ができたのは 本当に嬉しく思います。この車体は有名ですから一般の書籍にも沢山載っているはずですが、私としては どうしてもあの場所に止まっている姿を見たかったのです。
ましてや northerns484さんのご家族がその場を訪れた話を伺うと、なおさら身近な事に感じられました。
とうとう現地で見る事の出来なかったF7の事が今更になって心を慰めてくれました。
わざわざ取り上げてくださり、ありがとうございました。
今は修復中のようです。
F’Trackさん:
博物館のホームページを見ると、修復中(Restoration in progress)とあります。Operableとも記されていまということは、動態保存なのですね。
http://www.csrmf.org/doc.asp?id=153
近いうちに再びその勇姿を現してくれることを期待したいと思います。