SPのキャブフォワードAC11のレストア (8) – 線路上での試験 –

この記事は、Mark Schuzter氏Espee’s Cab Forwardsの8ページめのTrack Testingを訳したものです。訳にあたっては、Mark Schutzer氏の許可を得ており、元記事、写真については、特記ない限りMark Schutzer氏に著作権があります。誤訳、不適切な訳、その他気づいたことがあれば、遠慮なくご指摘ください。詳細は、こちらの目次をご覧になってください。

なお、元記事は、2004年4月25日に作成されました。


走行試験

塗装のために、すべての部品を分解する前に、クリアランスの問題がないことや、機械的な引っかかりがないかどうかを確認するために、走らせる時間をとることとした。以前は、(レイアウトの)線路を走らせるだけであったが、今はBachrus社[訳注: http://www.bachrus.com/]の新しい走行試験台を持っている。これは、機械的な引っかかりや、接触の問題を見つけるのに本当に役に立つ、。

これは、キャブフォワードの一台を、走行試験台上でテストしているのを示す写真である:

試験台で試験を行ない、クロスヘッドのガイドを微調整した後、いつものように、(レイアウトの)線路上の走行試験に進んだ。機関車を、軽い負荷、重い負荷で、前進、後進の両方で走らせた。レイアウトを一方向で走らせた後、機関車の向きを変え、すべてのテストを行った。私のレイアウトには、24インチ(609.6mm)のカーブがあるので、これらの大型機関車にとっては、本当に良いクリアランスと引っかかりのテストである。これらのカーブでも、2台の機関車のいずれにも問題はなく、動輪は引っかかることさえなかった!

これは、31両のオーバーナイト便のボックスカーを引いているキャブフォワードの写真である:

2台とも走りはすばらしく、前進/後進、いずれの方向にも、引っかかりの兆しさえ見せることなく、そろそろと低速で走行する。新しい缶モーターは、軽い負荷で機関車を走らせることは100ミリアンペアを消費するのみで、31両のボックスカーを引いても200ミリアンペアに増えるだけである。スケールスピードで2mphで列車全体が這うように進むのを見るのは、見ごたえがある。

さて、テストが完了したので、分解して塗装する段階となった。


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