SPのキャブフォワードAC11のレストア (9) – 塗装の準備 –

この記事は、Mark Schuzter氏Espee’s Cab Forwardsの9ページめのPainting Preparationを訳したものです。訳にあたっては、Mark Schutzer氏の許可を得ており、元記事、写真については、特記ない限りMark Schutzer氏に著作権があります。誤訳、不適切な訳、その他気づいたことがあれば、遠慮なくご指摘ください。詳細は、こちらの目次をご覧になってください。

なお、元記事は、2004年4月25日に作成されました。


塗装の準備

2台の機関車のパーツの数を考え、2台の機関車を一台ずつ塗ることとした。まず、一台目の機関車を完全に分解し、ラッカーシンナーですべての部品を脱脂した。

すべての部品を保持するために、約1/4インチ(6.35mm)の真鍮の棒から、塗装用の固定器具をたくさん作った。棒を5インチ(127mm)程度に切り、一方の端を太さ2mm程度に削った。各々の棒(の削った側)にダイスを使って2mm×0.4のネジをきった。これらの棒は、2mmのネジ穴を持っているものであれば、どんなものでも固定できるので、非常に便利な固定器具になる。ボイラーを保持するために、真鍮材から作った固定器具を半田付けして組み立てた。この固定器具には、4つの穴をあけ、ネジを切り、ボイラーを固定するために使うのと同じ穴を使うようにした。以下、この塗装を行うのに使ったすべての固定器具の写真である:

以下の写真は、固定器具上で塗装準備が完了したすべての部品を示すものである:

塗装をしてはならないすべての部分を、テープあるいはマイクロマスクを使ってマスキングした。これらの部分とは、クロスヘッドのガイド、車輪、そして車軸がフレームに接触する部分を含む。


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