Randgust社のガレージキット(2)

Randgust社の紹介の続きです。

今回紹介するものは、牽引力の不足する小型機関車むけに、エクスプレス・リーファー(Express Reefer)にダミーの動力を組み込んで補助動力に仕立てるキットです。アサーンのモデル・ダイキャスティング・エクスプレス・リーファーや、マイクロトレインズのREAスタイルのエクスプレス・リーファー向けに設計されています。このほかにも、50フィートのボックスカーであれば適合するだろうとのことです。

これはTomytecの動力(TM-05,06,07)を組み込むためのフレームです。


これが、実際に動力を組み込んだ様子です。


面白いのが、製品紹介の書き出しです。
Do you have an N scale steamer that looks great but can hardly pull its own weight? Tired of a new $150 locomotive that can only haul an 8-car train?

見た目はすごいけど、自重さえも引けないようなNスケールの蒸気を持ってない?150ドルも出して新しい機関車買ったけど、8両しか引けなくてうんざりしてない?
みたいな感じの訳になるかと思いますが、直接的に訴えかけるところがアメリカ的ですね。

製品の別称も“Cheater” reeferとなっています。いんちきリーファーとでも訳せばいいでしょうか。こういうネーミングもユーモアに溢れていて面白いと思います。

Randyさんがこの動力をアトラスの2-6-0につなげて使って30両くらいの列車を牽いている様子をYoutubeに載せています。

注)写真の著作権はすべてRandyさんに属しており、許可をもらって転載したものです。

Randgust社のガレージキット(2)” に1件のフィードバックがあります

  1. ワークスK

    カトーの様に走るとは!
    デモ動画をみました。すばらしいですね。貨車との時代のミスマッチが面白かったりします。カトーのC30というのはC30-7のことでしょうか?

    返信

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