SPのクラスP-8(パシフィック)のモデリング (7) – 主台枠と車輪との塗装

この記事は、Mark Schuzter氏Modeling Espee’s P-8 class Pacificsの7ページめのPainting the Frame and Wheelsを訳したものです。訳にあたっては、Mark Schutzer氏の許可を得ており、元記事、写真については、特記ない限りMark Schutzer氏に著作権があります。誤訳、不適切な訳、その他気づいたことがあれば、遠慮なくご指摘ください。詳細は、こちらの目次をご覧になってください。

なお、元記事は、2005年9月7日に作成されました。


主台枠と車輪とを塗装する

駆動系を改修し、線路上で試験を行ったので、すべての走り装置を分解して塗装する段階となった。フレームから塗料を剥すという面倒なことは、ここまでやっていなかったので、これが次のステップとなった。

私はすべてのものを分解し、車輪以外のすべてのものを、Jascoの塗装剥離材の中につけた。車輪は、ラッカーシンナーにごく短時間漬け、古い塗装をこすり落とした。フレームと他の真鍮のパーツにサンドブラストをかけ、すべてのものをきれいに仕上げた。

すべてのパーツを適切にマスキングした後、黒の塗料を混ぜたもの[訳注:ボイラーの塗装の時と同じく、フロックィルのウェザードブラック2に対してエンジンブラック1を混ぜたものということと思われます]でエアブラシで吹き付けた。焼き付けた後、ダルコート(Dullcoat)を軽く何回か吹いた。

私はこのプロセスのすべての段階を追った写真を撮ったわけではなく、以下は塗装が終わった後で撮影した主要なパーツの写真である。この時点では、既に動輪を主台枠に組み込んでいる。

塗装の固定用治具として使っている爪楊枝と真鍮の棒に注目して欲しい。これらの治具は、一旦塗装を始めた後に、パーツを触る必要のないように使っているものである。これらを使うことで、手の油が塗装面に付着しないようにするとともに、乾燥していない、やわらかい塗膜に指紋がつくのを防ぐことができる。

これは、組み立て直した主台枠と走り装置の写真である。


SPのクラスP-8(パシフィック)のモデリング (7) – 主台枠と車輪との塗装」への2件のフィードバック

  1. gallopinggoose

    車輪だけラッカーシンナーというのが気になります。
    こんばんは。
    車輪だけラッカーシンナーに短時間漬けと云うところが気になります。
    それと、プライマー・・・たぶん吹いたのでしょうが重複するので省略されたのではないかと思いますが、下回りも結構塗料剥がれてくるんですよね・・・。
    やっぱり気になってしまいます、夜は寝れますが・・・あはは・・・寝れなくなるほど気になっているわけではありません・・・。

    返信
  2. northerns484

    絶縁の関係でしょうか
    gallopinggooseさん:
    いつもコメントありがとうございます。
    車輪はラッカーシンナーにしたというのは、動輪他の絶縁部への影響を最低限にしたかった、ということだと思います。
    Jascoの剥離材というのは、「エポキシも溶かす」ということなので、絶縁材料に何か影響がある危険性を回避したということではないでしょうか。

    下回りは、プライマーは吹いていないと思います。サンドブラスト+焼付けに頼っているということでしょうか。

    そのうち、まとめて聞いてみます。

    返信

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

*