この記事は、Mark Schuzter氏のModeling Espee’s P-8 class Pacificsの4ページめのModifying the Pilotを訳したものです。訳にあたっては、Mark Schutzer氏の許可を得ており、元記事、写真については、特記ない限りMark Schutzer氏に著作権があります。誤訳、不適切な訳、その他気づいたことがあれば、遠慮なくご指摘ください。詳細は、こちらの目次をご覧になってください。
なお、元記事は2005年8月28日に作成されました。
パイロットを修正する。
このP-10の模型には、初期のサザン・パシフィックに特有の、パイプ型のパイロットが取り付けられていた。2467号機は、50年代までには、金属をプレスした一体型のパイロットを備えているようになっていた。このディテールを修正するために、パイロットを分解し、プレシジョンスケールが出している、金属をプレスしたタイプのパイロットのロストワックス部品に交換した。
以下、パイロットの交換前後の写真を掲載する。
シリンダーのディテールアップ
以下は、蒸気機関の上部の、ブロワーバルブとブリードバルブのディテールとを比較したものである。この写真は、模型を塗装した後で撮影したため、作業した順番とはちょっとずれている。塗装については後でもっと述べる・・・
修理の完了したボイラー
以下の写真は、修理が完了したボイラーを、現在の機関車と比べたものである。
機関助士の側から見たもの:
ここをクリックすれば、拡大写真を見ることができる。
そして、機関士の側から見たもの:
ここをクリックすれば、拡大写真を見ることができる。
この模型は、完全に実物に一致しているわけではないが、完成した暁には、かなり良い感じのクラスP-8のパシフィックとなるであろう。
補足:
言わずもがなのような気がしますが、米国で機関士は”Engineer”、機関助士は”Fireman”と言います。
[2011/10/26: 3シリンダー大好きさんに誤変換を指摘頂いたので、修正しました。どうもありがとうございました。]